コラム

ビジネスで成功するノウハウを本で学ぶ - 成功者の告白から考えられること

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人は誰でも一度は「自分の会社を持ちたい」と考えます。そんな方や、すでに会社を経営している方にお薦めの本があります。それが、神田昌典著「成功者の告白」です。この本は会社経営の仕方、組織マネジメントもさることながら、家庭内トラブルの原因についても、まとめられています。

本書にはテーマがありそれが「成功のダークサイド」というものです。華やかな成功の裏に潜む「闇」。企業家を目指す誰もが、同じパターンで障害にぶつかるといいます。この本を読めば、「成功に潜む闇への対処法」を知ることができます。企業家魂を持った方、必見の書です。

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あらすじ

30代サラリーマンが起業を志し、その会社が成長していくサクセスストーリー。その華やかな成功の裏側で起こる様々な「闇」に焦点を当てた物語。主人公のタクは会社をリストラされたも同然。

一念発起し会社を設立する。会社は軌道に乗り、成功へと向かう最中、家庭のトラブルが続出する。同時に会社のトラブルも続出する・・・そこでタクが見た景色とは、本当に大切なものは何なのか?成功と失敗を描いたビジネス小説です。

必読のポイント

この本の必読ポイントは3つです。

  1. 組織づくりにおける「母の愛」と「父の厳しさ」を理解すること
  2. 会社の成長と家庭の崩壊は同時に起きる可能性があること
  3. 成功の果てに残るもの

1. 組織づくりにおける「母の愛」と「父の厳しさ」を理解すること

組織づくりには、経営ノウハウ、ビジネスモデル、資金繰りなど実質面ばかりに気が取られます。しかしどんないいアイデアでも、どの土台となるものが不安定では、成長できません。木の根をはらずに、草木は育ちません。その土台とは「母の愛情」です。

母の愛情とは「安心感」のことです。何をやっても許される。どんなことをしても、安心できるという土台です。組織はこの「安心感」がなければ、成長できないのです。そして、その土台の上に「父親の厳しさ」を教えていきます。

「父親の厳しさ」とは「社内の規律」これは経営者の意志でもあり、会社の方向性を社員に教育するということです。この意志は、母親の愛がなければ、育ちません。

2. 会社の成長と家庭の崩壊は同時に起きる可能性があること

会社の成長に伴って起こる弊害があります。それが、「家庭の歪み」です。会社の成長期の入り口で夫婦や、恋人間の感情のギャップが生まれるといいます。それが、そのまま家庭崩壊に至ったり、破局に至ったりする例は枚挙に暇がありません。

なぜこれが起こるかと言うと、人間の感情は同じサークルでプラスに向かうものと、マイナスに向かうものがあるといいます。夫婦間でいったら、夫がやる気になると、妻はやる気がなくなるというものです。同じサークル内で、エネルギーがプラスマイナス0に収束すると言います。

3. 成功の果てに残るもの

会社も軌道に乗り、成功を手にする。しかし、それを分かち合う相手がいなければ、人生は虚無に終わるといいます。今まで、当たり前だと思っていたものが、失って初めてその大切さに気づく。そう考えると、幸せになる種は、最初から所有していたことに気づかされます。

それが、家族であったり、大切な人であったり。成功しなければわからないことは、成功する前に、すでに存在していたのです。

ビジネスで成功するノウハウを実践に移すためには

この本は小説ですが、著者自身の体験をもとに作られています。企業家を目指す方や自分が経営者なら、どのタイミングで何が起こるかを予測できます。しかし、小説という架空の物語だと考えてしまって、現実に落とし込むことができなければ、このノウハウを実践には移せないでしょう。

本書の一節に「偶然を偶然と見なすな、偶然の意味を知れ」とあります。
会社の成長と共に起こる会社の亀裂と、家庭の亀裂は偶然ではなく、必然なのです。

おわりに

会社をマクロとして考えると、家庭はミクロになります。そう考えると、会社で起こることと家庭で起こることは、偶然の一致ではなく、必然の一致ということになります。それを知った上で、企業家を目指すのと、それを知らないで企業家を目指すのでは、雲泥の差となります。成功への道のりは、どんな方法を用いても順風満帆にはいきません。

しかし成功の過程で直面する障害は、障害ではなく、自分自身を成長させるための、ギフトなのです。

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