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相手をコントロールできる原則を知る - デール・カーネギー「人を動かす」

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組織を束ねるリーダー、従業員を抱える経営者。上に立つものなら誰もが直面する問題、それが「人の動かし方」です。この人の動かし方について記された古典的名著があります。全世界で1500万部を売り上げ、発売から70年以上経った今でも売れ続けている超ロングセラー本。

それがデール・カーネギー「人を動かす」です。この本は非常に評価も高く、自己啓発書の原点とも呼ばれています。本書を読むことで人の動かし方の「原則」を知ることができます。この原則に従い、人事マネジメントを行うことで大きな結果が得られるでしょう。

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デール・カーネギーの「人を動かす」とは?

本書はタイトルの通り「人の動かし方」について記されています。人の動かし方には土台となる3原則があり、その3原則の効果をより発揮させるための「人の好かれる原則」「人を説得する原則」「人を変える原則」があります。

章ごとのタイトルがすでに実践すべき答えとなっているので、具体的でわかりやすく、その根拠について事案をもとに答えが明記されているので、信憑性も高いです。

 

人を動かすための4つのポイント

  1. まず土台となる3原則を知る
  2. 人に好かれる原則
  3. 人を説得するための原則
  4. 人を変えるための原則

1.まず土台となる3原則を知る

第一原則 盗人にも五分の理を認める

人はどこまで行っても自分を正当化させる生き物です。どんな極悪な犯罪者でも完全に自分が悪いと思っていません。どんな人でも、相手の正当性を認めてあげることで、人間関係がスムーズになります。

第二原則 重要感を持たせる

食欲、性欲、睡眠欲、三大欲求と同じく強い欲求があります。それが、自己重要感です。自己重要感とは、人から認められた時に感じられます。この欲求が満たされた時、人は自ら動き出そうとします。

第三原則 人の立場に身を置く

どんな相手にも、相手なりの立場があり正論があります。末端社員には末端社員なりの正論があり、社長には社長なりの正論があります。これを理解してあげるだけで、相手は心を開いてくれるのです。

2.人に好かれる原則

人を動かすためには、人から好かれる必要があります。当たり前のことですが、嫌いな相手なら、話すら聞きたくありません。人から好かれる方法で一番効果的なのは、「相手の興味を知る」ということです。

誰だって自分の興味があるものに関心を寄せてくれたら、好意的になるでしょう。「あなたの興味がありますよ」という姿勢を持つことで、人から好かれるようになります。

3.人を説得するための原則

人は、説得されることが大嫌いな生き物です。説得されたいのではなく、自分で納得したいのです。しかし間違いを犯した相手には、改善してもらわなければなりません。その方法が「ひたすら相手の理解に努める」ということです。

相手が自分の事を理解してくれていると伝わった瞬間、相手は心を開き、こちらの言うことに耳を傾けてくれるようになるのです。

4.人を変えるための原則

組織を運営させるためには、組織人を教育する必要があります。教育するために必要なのは、「人を変える技術」です。相手の正論を認めた上で、人を自然に変えていきます。つらい仕事でも相手に喜んで協力させるには、「まあ、いいか」と思わせることです。

「これくらいならまあいいか」「○○さんの言うことなら、まあいいか」と思わせるのです。これは、日頃からのコミュニケーションも必然となってきます。

本書を実践に移すためには

この教えを現実に落とし込む為には、まず身近な相手から観察していくといいです。観察し、本書の原則と一致するものが出てきたら、それは原則を体験できたことになります。この「原則の体験」が机上と現実を一致させてくれるもので、自分の動く原動力となるものです。

おわりに

本書を一言でまとめると、「まずは自分を変える」ということです。相手をどうにかしようとするのではなく、まずは自分の意識を変えて、相手の理解に努めることで、相手は変わってくるのです。人を動かすために、まずは自分を動かす必要があります。

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