マーケティング

活用事例からO2Oマーケティングを学ぶ - Ingressから学ぶ3つのこと

更新日:

(本記事は2016年1月の記事の更新記事になります。)

本記事の執筆当初は「Pokemon Go」も流行っておらず、O2Oを活用したゲーム(いわゆる位置ゲー)は脚光を浴びていませんでした。

そんな中、位置情報ゲームとして活躍していた「Ingress」をご存知でしょうか?

Ingressを活用してO2Oマーケティングが流行り始めていました。

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O2Oマーケティングとは

O2Oとは、Online to Offlineの略。オンラインからオフラインへの集客導線を作る、つまり、ある企業や店舗のネット上での活動が、リアル店舗での購入や集客を行うというものです。

スマートフォンが高機能化してきたことを背景に、個人の「位置情報」を活用したマーケティングが流行るだろうと予想していました。

具体的には、以下3点です。(今コンサルファームはじめ多くの企業が提唱している”デジタル化”の要素ですね。)

  • リアルタイムに
  • シームレスに
  • テーラーメイドに(個人の情報に合わせた)

「Ingress」とは

執筆当時、IngressがPokemon Go並の認知度まで成長すると感じる程、興味深く、未来を感じさせられるゲームでした。

Ingressの情報

GoogleのNiantic Labsによる、位置情報に基づいた多人数参加型モバイルオンラインゲーム。Android・iOS向けアプリ。
Android・iOSデバイスをスキャナーとして使用し、世界中に散らばる「謎のエネルギー(Exotic Matter=XM)」を探し、各地に散らばるポータルを繋いで行くことでテリトリーを拡大できる。「Enlightened(覚醒派)」と「Resistance(解放軍)」2つのチームに別れ、それぞれ協力して陣地を拡大するのが目的。世界中がゲームの舞台となっており、他のプレイヤーと交流してゲームを進めていく。「Map-based Mobile Massive Multiplayer Online Role Playing Game(地図ベースのモバイル大規模オンラインRPG)」の略から「MMMMORPG」と言われている

 

「Ingress」の活用事例

このIngressを使って、ブランディング戦略やマーケティングを行っている企業があったので、活用事例があるのでご紹介します。

ローソン×Ingress

ローソンとIngressが提携を発表し、全国のローソンがIngressのゲーム上でポータルとして表示されるようになっていました。国内企業とIngressのコラボは初の試みであり、O2Oマーケティングとして、ユーザーを巻き込み店舗へ誘導させる点からみても有効であるとされていました。

以下、詳細記事より引用します。

前述の通り、イングレスはポータルを自陣に取り込んでいく陣取りゲームである。ポータルを獲得するには、実際にポータルの元へと足を運ぶことが求められる。従って全国のローソンがポータルになることで、イングレスのプレイヤーは自陣拡大の為に、他社のコンビニではなくローソンを好んで利用するようになるだろう。

例えばイングレスプレイヤーの家、もしくは会社の近所にローソンと他社コンビニがあったとすれば、イングレスのプレイヤーはローソンを優先的に利用する可能性が高い
http://o2o.abeja.asia/event/6463/

阪神淡路大震災復興支援×Ingress

"阪神淡路大震災から20年、神戸に不死鳥が舞い降りる"と銘打って始まった「Remember 1.17 KOBE Project」というプロジェクト。

関係者の方が人を集めて行ったそうです。

参加エージェントのコメントを引用します。

参加エージェントの多くが被災経験者であり、また近隣在住者や県外応援の方々まで、あらゆる想いをもった人々が集い、完成させて下さった一枚です。
完成後には全員での黙祷をもって終了させて頂きました。
様々なご感想・お気持ちがあるかと思われますが、20年前の1.17を忘れる事無く、記憶と心に刻んで頂ければと望みます。

引用元

スマートフォン世代の若者に対して、「想いを伝える」方法の一つとしては活用している事例です。

ある目的の下で、参加者で協働してモノを創っていくという、ブランディング戦略の一つとして参考になります。

地域活性化に活用

地域活性化のためにIngressを活用する地方自治体が増えてきています

例えば...

  • 「岩手県庁Ingress活用研究会」
  • インターネットテレビ「いばキラTV」
  • 東京都中野区「都市観光・地域活性化の可能性について考えるセミナーを区役所内で開催」
  • 神奈川県横須賀市「ブロガー・エージェントと役所が連携してIngress観光促進事業を立ち上げ。」

地域活性化のためにこうした、自治体がアプリの活用をするのは面白い取り組みです。

「Ingress」から学ぶ3つのこと

活用事例からO2Oマーケティングで学ぶことができるのは以下の3つです。

  • 「ある地域」に人を集めることができる(位置情報の活用)
  • 「地域性」や「土地」を有効活用できる(地域の活用)
  • 話題性のあるものを使うことによって、属性の違う人に訴求できる(特定の顧客セグメントへのアプローチ)

O2Oの本来の考え方である「ネット上での活動が、Offlineつまり実際の店舗での購入や集客に影響を及ぼす」が実現出来ています。

Ingressのような位置ゲーは「地域活性化」との親和性が非常に強いです。スマートフォンもスマートウォッチも進化し、普及してきました。

新しい時代をふまえてO2Oマーケティングを考えてみてはいかがでしょうか。

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