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【体験談】失敗から学ぶ、イノベーションを起こす組織の要件:日本企業への処方箋

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様々な分野において、日本人のイノベーション力は決して海外に劣っておらず、むしろ世界でもトップクラスにあると思います。

能力はあるにも関わらず、なぜ海外企業のGoogleやAmazon、Alipayのような世界有数のイノベーション企業は日本には生まれないのでしょうか

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ほとんどの日本企業はイノベーティブば組織風土を醸成できない

イノベーションを起こす組織の6つの特徴

人事・組織コンサルのヘイグループが提唱する、イノベーションを起こす組織の6つの特徴を見てみましょう。

イノベーションを起こす組織の6つの特徴

1.明確な方向感と視座
2.人材の多様性
3.上下間の風通しの良さ
4.ネットワーク密度の高さ
5.失敗に寛容な文化
6.組織における「遊び」の存在

イノベーションを生み出す組織とは

日本の大企業の課題

私の担当していた金融機関ではイノベーションへの取り組みの中で致命的な課題が存在し、新規事業開発部やXXイノベーションチーム等存在しても全く機能していない状況でした。

日本の大企業の課題

明確な方向感と視座がない(忖度文化)

失敗に寛容な文化(減点主義。ホームランよりヒット、ヒットよりフォアボール/デッドボール)

組織における「遊び」の存在(仕事は仕事。)

 

体験談:イノベーションが死んだ時

5年位前、某企業でコンサルティング支援をしていた時、イノベーションが死んだ体験をしました。(この企業とは10年以上付き合いがあり、ずっと支援していた企業でした)

某企業の某部はイノベーティブな取り組みで業界の中でも有名でした。

ある時、役員が代わり、組織の戦略と業務プロセス(ガバナンス)が変更され、そのことにより部内の文化(雰囲気)が一変しました。

明らかに間違っている戦略に、それを否定することや方向性を変えることを許容しない上層部、チャレンジの失敗への見せしめ処刑、余裕のなく現実的なプランしか採用がされない新規事業開発。

その結果、表面的な効果として現れたのが、「人材の流出」と「モチベーションの低下」による業務品質の低下です。

結局、その組織は結果を残すことができなくなり、現在はもう存在していません。

イノベーティブな組織は作ることができる:日本の大企業への処方箋

組織は人です。その人たちが新規事業に対して、積極的に取り組める文化を醸成することが大切です。

ワークライフバランスという言葉がありますが、自身の取り組んでいる仕事をどれだけ自分事として成功を思うことができるか、その効果を最大化させることが企業の役目だと思います。

最後に、企業が解くべき(答えるべき)問いで締めたいと思います。

ポイント

  • 組織が目指すべき方向性や戦略は具体的か。
  • その方向性はメンバーに伝わっているか。
  • メンバーが業務を実現できる業務プロセスや許容される雰囲気が整備されているか。

 

 

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