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経営のプロから学ぶ理論と精神論 - 「僕がプロ経営者になれた理由」

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「一介のサラリーマンが数々の名企業のトップにまで登りつめる」これは架空の話ではありません。そんな偉業を成し遂げ、「プロ経営者」とまで言われる樋口泰行氏。今回は、彼の「プロ経営論」について、ご紹介いたします。

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あらすじ

外資系から日本法人のトップを渡り歩いた樋口氏が、自分の価値の高め方、リーダーや組織戦略、これからのITビジネスについて、独自の理論と経験論で語ります。

本書のポイント

1.リーダーの資質
2.ビジネス環境大転換
3.大局観を持つ

1.リーダーの資質

樋口氏は日本ヒューレット・パッカード、ダイエー社長、日本マイクロソフトと外資系企業と日本法人企業の経営者を経験しました。つまり日米両方の経営状況、経営戦略を網羅していることになります。

そんな彼が唱える「リーダーの資質」とは、日本式の「信頼や横のつながりをベースとした営業力」アメリカ式の「本社とロジカルに渡り合える精神力」が必要だと言います。この2つを併せ持つことが、リーダーの資質なのです。

2.ビジネス環境大転換

今やビジネス環境が大きな変化を迎えている時代です。世界の国々は「人口オーナス期」に突入しています。「人口オーナス期」とは、人口構成の変化が経済に取ってマイナスに作用することです。

日本でいう「少子高齢化」がその代表です。この人口オーナス期を生き残るためには、社員一人一人が当事者意識を持つことだといいます。

3.大局観を持つ

「大局観」とは将棋、囲碁、チェスなどのボードゲームで、的確な形成判断能力を指します。
全体の流れや構成を見てロジカルに判断していく能力のことですが、日本の経営者に足りないのはこの大局観だといいます。

ロジカルな経営施策を示さない限り、長期的な成長はできません。

プロ経営者の理論の原点

日米の大組織のトップを経験した樋口氏。日本には日本の良さがあり、アメリカにはアメリカの良さがある、その逆も然り。どちらがいいかと言う善悪ではなく、両方の良さを状況によって使い分けることが重要です。

方法を使い分けるためには、まず「知っている」ことが前提です。火のない所に煙は立たぬというように、何も無ければ使いようもないのです。

おわりに

サラリーマンもこれからの時代、当事者意識を持たなければ、生き残っていけません。年功序列の時代は終わり、成果主義の時代へ突入し「個」の時代へとなりました。この本は経営者向けの本でありながら、サラリーマンにとっても大局を知る術が詰まっています。

これを頭の片隅に入れておくだけで、未来は大きく変わっていくはずです。組織の大きな流れが変わると、そこにいる社員は大きな影響を受けるのは当たり前です。個人が組織としての当事者意識を持つことで、組織はもとより個人も共に成長していけます。

双方が自分に磨きをかけることで、自他共に咲くことができるのです。

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