経営

中小企業診断士をしていて感じること - 起業前の準備が大切【寄稿記事】【独立】【起業】

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(本記事は中小企業士の方から寄稿いただいた記事になります。)

私は中小企業診断士として「XX支援拠点」で様々な企業様の経営相談や、これから起業・創業される方の相談を受けてきました。これら相談を受けている中で感じた事を書いていきます。

特に起業・創業をお考えの方に読んでいただければと思います。

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XX支援拠点での相談対応

「XX支援拠点」は中小企業庁が各都道府県に設置している無料の経営相談所です。

よろず支援拠点には中小企業診断士をはじめとして、税理士や社会保険労務士、弁護士等の士業の資格を持った専門家や現役の企業経営者として活動されている方が、コーディネーターとして中小企業経営者やこれから起業・創業しようとしている人たちからの相談に対応しています。

相談内容も、起業・創業に関するものや、各種補助金申請についての指南、事業承継等、企業経営にまつわる全般に対して対応しています。

よろず支援拠点は国の予算で運営されているため、相談者は金銭的な負担を気にすることなく何度でも相談することができます。ただし、実務的なお手伝いはできません。あくまで「相談対応」であり、実務は経営者自身が行っていくのです。

相談対応をしていて感じること

そのよろず支援拠点で相談対応をしていて感じたことは、「やはり事前の準備が大切だ」ということです。

特に最近は創業補助金関連の相談を受けることが多いため、「起業・創業」に関するところでその思いを強くします。具体例を1つ挙げてみます。

出店場所はそこでいいの?

「古民家カフェ」を始めたいと相談に来られた女性の方がいました。

とある観光地のオーガニック素材を活かしたドーナツが気に入ったので、購入した古民家でカフェをしたいとのことでした。最近このような「古民家カフェ」って流行りですね。都市部から少し離れた田園地帯の方を中心にそのようなお店が増えているように感じます。

このようなケースで気になるのが、先に古民家を購入していること。その物件ありきでの話となっていることです。この時の物件は、国道から1本少し狭い道に入ったところにある古民家。その周辺地域の主な交通手段は自家用車で、徒歩の人はあまりいないとのこと。

また、ターゲットとする客層の人がどの程度その周辺を通るのかも気になったので、その相談者の方には「通行者調査」の実施を勧めました。ターゲットとする人たちがどの時間帯に多くなりそうなのか?人や車の流れはどうなのか?じっくり調査をしてから物件を決めてもよいのではないかと思います。

おわりに

事業を起こしていく時には「夢」や「理想」をしっかり持って突き進んでいくことが求められます。

その一方で、現実的な視点からの検討や下調べが十分でないのではと思われるケースもあります。「夢」や「理想」に到達するためには、「現実」の荒波を超えていかなければなりません。

その波はどのような波なのか?乗り越えられるのか?はたまた何らかの手段で回避するのか?

じっくり検討して着実に歩を進められるようにしましょう。

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