経営

デジタル時代を生き残るための経営戦略と実行 - Strategy that works -

更新日:

デジタル時代を生き残るための経営戦略と実行していくために企業は何に取り組むべきなのか、その答えを教えてくれる本を紹介します。

戦略が絵に書いた餅にならないように..

PwC(PricewaterhouseCoopers)の関連会社の戦略コンサルティンググループStrategy&(旧ブーズ)が、"戦略を実現させていくにはどうすればよいのか?"という面白いテーマで本からインスパイヤーを受けましたので、本記事を執筆します。

  • 戦略を実現していくのに何をコアに考えなければいけないのか
  • 実践する際に気をつけなければいけないことは何か
  • 戦略を実行している間に考えなければいけないことは何か

上記の疑問を解決してくれる本です。

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Strategy that works - なぜ良い戦略が利益に結びつかないのか -

まずは本の紹介です。

タイトル:なぜ良い戦略が利益に結びつかないのか―――高収益企業になるための5つの実践法(英:Strategy That Works: How Winning Companies Close the Strategy-to-Execution Gap)

発売日: 2016/12/9

「戦略を実行する組織能力が不足している」──。
今日、多くの経営者が抱えるこの難問に対し、本書では多くの具体的な成功事例を示して、5つの画期的な解決策にまとめて提示します。

イケア、スターバックス、ファイザー、アディダス、 アップル、アマゾン、インディテックス(ZARA)、アンダーアーマー、キャンベルスープ、マクドナルド、ハイアール、テスラモーターズ、セメックス……これらの企業が高収益を実現している理由は何か?「自分たちはどんな企業で、何に優れているのか」を考え抜き、その組織能力(ケイパビリティ)に基づく戦略を立て、それを確実に実行しているためという結論のもと、自社を差別化する組織能力を経営の核にすえ、自社独自の価値を顧客にもたらす商品・サービスを提供する方法を提示します。

(商品紹介ページより抜粋)

 

 戦略と実行のギャップを克服する手段

どのように実行に落としていくのか?本書では、以下の5つの方法が示されています。

  1. 自社の独自性を貫く
  2. 戦略を業務に落とし込む
  3. 組織文化を活用する
  4. 成長のためにコスト削減
  5. 将来像を作り出す

1.自社の独自性を貫く

自社の独自性とは何か。

自社のアイデンティティを"価値提供"、"独自のケイパビリティ体系"、"製品/サービスポートフォリオ"と定義し、自分たちが何者なのか、何と顧客に提供しているのかを明確にするように書いてあります。

本書内にはスターバックスやIKEA、レゴなど様々な企業の企業アイデンティティを記した1枚の紙のようなページが記載されています。

⇓本サイトでもレゴのイノベーションには触れているので、ぜひ見て下さい!

【事例】アナログ企業が先進企業へ - LEGOに学ぶ3つの革新力

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2.戦略を業務に落とし込む

重要なことは組織や業務を横断したレベルで必要なケイパビリティを定義し、その重要度の優先順位をつけることことです。

複数の業務が一体となって顧客体験を提供するイメージです。

3.組織文化を活用する

先進企業は、組織文化を最大の資産と見なして、うまく活用しています。社員が自社に対し強い誇りをもち、他社がまねすることが難しい集団的 な達成感を醸成しています。

”組織文化など自社にない”ということはありえないので、それをいかに上手く活用するかが重要になります。

4.成長のためにコスト削減

これはコンサルファームが大好きなコストカットです。

ただ、コスト削減だけでなく、同時に減らしたコストで企業を強くするための方法論について語られています。コスト管理を戦略と切り離して扱うことはせず、コスト管理自体をアイデンティティや方向性について重大な選択を行う手段として活用しています。

Fit for growthとも表現されています。

5.将来像を作り出す

自社のケイパビリティの進化について、単に先進企業に追従するのではなく、新しい価値を創造することにあるということです。日本企業は、カイゼンによって成長してきたので、苦手な部分ではあります。

最後に

デジタル時代には、”企業の価値ってなんだっけ?”という企業の本質にクエスチョンを投げかけ、顧客体験を最適化するサービス・商品を提供するために、自身のアイデンティティを確立する必要が出てきます。

そのメソッドについて、非常によくまとまっており良書だなぁと感じました。

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