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セクハラ対策3選 - セクハラをされないようにする予防方法とは【セクハラ】【ダイバーシティー】

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(本記事は、高卒から派遣、大企業のキャリアウーマンへとキャリアアップしたishiiariさんからの寄稿記事になります)

社会で多くの人間が集まって仕事する限り、ハラスメントは発生してしまうものですし、どのような対策やマニュアルがつくられても、無くなることはありません。

もしも自分がセクハラに合ってしまったら、自分はもちろんですが、職場環境にも様々な影響が出る事は間違いありません。そしてそれはもっとも避けたいことです。そこでセクハラが起こってからではなく、起こる前に自分が出来る対策について、いくつかご紹介させて頂きます。

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セクハラのタイプ

一括りにセクハラといっても、皆さんご存知のように様々で、明らかに違法なものから、これは受け取り方しだいなのでは?と思うものなど多様です。

ここでは、事件性のあるものではなく、日常でグレーゾーンなもの、「もしもお互いに好意があったらセクハラにならないはずなのに、一方的だからセクハラなのでは?」という部分についてお話しをしたいと思います。

 

セクハラをされない、出くわさないための対策3選

  1. 自然に居なくなる
  2. LINEは「していません」
  3. 自分の発言はセクハラを誘発していないか注意する

1. 自然に居なくなる

社内でも、セクハラまたはセクハラに似たような不用意な発言をしやすい人というのはある程度分かってくるものです。あなたはこういった人のそばにいて、「ああ、また言っているな」と受け流せるタイプの人でしょうか。

それとも、セクハラ的な発言を聞き流せないタイプ、どうしても不愉快になってしまうタイプの人でしょうか。

前者のタイプでしたら、セクハラまがいの発言をする人のことは、「場にふさわしい話題が選択でいない可哀想な人」「面白みのない話しかできない人」と割り切って(とはいえその人が「こいつならもっと言って大丈夫だな」とエスカレートしない程度に、
気をつけて、上手に受け流していただきたいのですが)本当に取り返しのつかないセクハラ行動に巻き込まれないか、アンテナを張りつつ切り抜けるのが最善と考えます。

しかし後者のタイプでしたら、とにかく「近付かない」「仕事以外の話をする機会を作らない」ことをお勧めします。

相手の思想や会話のテクニックを変えることは、ほぼ不可能ですから、自分が変わるしかありません。デスク周りで世間話が始まったら、すっとコップを持ってお茶を汲みに席を立つとか、二人きりになりそうになったら笑顔で「お疲れ様です」の後に、間髪入れずにすぐに場所を離れるなどです。
会話がスタートしてしまっては、その会話を止めて逃げることはもう出来ません。ですから、会話が始まる前に、すっと笑顔で動くことです。

2. LINEは「していません」

個人の連絡先は、入社時に人事へ提出し、部署の上長のみが知っている、というのが多くの会社の個人情報の取り扱いではないでしょうか。
それ以外は、基本的に教える必要はありません。

業務上どうしても連絡を取る必要があり、携帯電話の番号を教えなくてはいけない場合は番号だけは致し方ないとしても、それ以外のメールアドレスを教える必要は全くありません。

特にLINEのアカウントを教えることは、会社の業務上、不必要です。もしも聞かれたら「LINEはやっていません」と答えればよいと思います。

LINEのように、タイムリーに連絡がついてしまうものは、便利なようで逆に危険がたくさんあると考えています。セクハラだけに限りませんが、自分は休日であるにもかかわらず、休日出勤している人から仕事についてLINEで質問が飛んできたり、会社の欠勤をLINEで伝えてくる人もいます。

気分的な問題かもしれませんが、LINEを送ったのになかなか既読にならないことと、携帯電話にかけてもつながらないこと、どちらがイライラするでしょうか。最初からLINEをやっていないければ、不必要なイライラを与えることはありません。

LINEは簡単に、気軽に送れるので、1日に何通も送っても罪悪感を感じづらい作りになっています。

セクハラの定義で1日何通というのは決まっていませんが、第三者から見て、明らからにおかしいと感じる数のメッセージが送られている場合はセクハラになる、と友人の弁護士より聞いたことがあります。

最初の一通は勇気を出して、精一杯のメッセージ送信かもしれませんが、次第に1日に10回、20回とエスカレートしてしまっては、セクハラになる可能性もあります。

受けている方も、大きなストレスを感じたり、会社にいづらくなったり体調を崩してしまったり、リスクはとても大きいものです。

なんでLINEをしてないの?などと野暮な質問をする人もいるかもしれません。しかし、よく自分を分析して、LINEで連絡が来た時にきっぱり断ることが不得意ならば、最初から「LINEをしていない」、ということでお互いを守れることが多いのではないかと思います。

3. 自分の発言はセクハラを誘発していないか注意する

会話は生き物なので、何の話題からセクハラ発言を誘発してしまうかなんて、誰にもわかりません。しかし何と言っても職場ですから、場所や話題をしっかりと選択して会話をすることでセクハラ発言をしがちな人に「この子ならこれくらいのことを言っても大丈夫」と勘違いされないようにすることは可能なのではないでしょうか。

例えば、敬語を使わず気軽な雰囲気を出しすぎたり、私生活のことを多く語りすぎたり、交際相手の有無や交際相手のことを詳細に話しすぎたり、お酒に酔いすぎた失敗談を話しすぎたり、などの会話は避けるべきです。

また、女性同士でこのような会話をしていても、場所が悪くてはいけません。お昼休みに別の場所でならば大丈夫ですが、デスク横でちょっと立ち話などでは、他の方へ会話が筒抜けです。

職場の人間関係がうまく行くあまり、油断をして話してしまいそうになりますが、勘違いする人はこう言った会話を聞き、勝手に「この子は大丈夫」と思い込んでしまうのです。

お堅いお局のように聞こえるかもしれません。しかし、いったんついたイメージを変えることは中々できませんから、変に勘違いされたイメージを押し付けられるより、よっぽどマシです。自分の正しいイメージがついてから、周りに自分の本当の自分の人物像が伝わってから、しゃべりたいことをしゃべるのでも遅くはありません。

実践に移すためには

ここまで、相手を変えることや相手を打ち負かす方法ではなく、被害者になってしまいそうな、自分が行うべきことをお話ししてきました。

悪い人が、自分の悪事に気づかず、咎められることもないなんて、納得できない、と思ってしまうこともありますが、
相手を変えるということは、ほぼ不可能です。しかし、自分を変えることは明日からですも、今からでもできます。

会社には仕事をしに来ているわけですから、仕事仲間に不快な思いをさせない程度に、自分の身を守ることを最優先させてください。もしかしたら「人付き合いが悪い」と思われてしまうこともあるかもしれませんが、セクハラに巻き込まれたり、「この人はこの程度の下ネタなら大丈夫」と勝手に解釈され度々嫌な話に付き合わされるくらいなら、長い目で見たら小さなことです。

それよりも、誠実な仕事で結果を出しさえすれば良いのです。そして長く働くことによって、信頼はついてきます。セクハラも受けなくなってきます。本当に連絡先を交換しても大丈夫な人が、絞れてきます。

焦らず、自分に自信を持って怖がらず、身を守ってください。

おわりに

私は、セクハラという言葉はとても危険だと思っています。セクハラという言葉をあまりにも多く過敏に使ってしまうと、味気ない世の中になってしまうのではないでしょうか。

  • 自分が好意を抱いていた先輩から食事に誘われたら?
  • 趣味の合う異性の後輩と2人で趣味の活動に出かけたいときは?
  • 取引先とのボウリング大会で、男性社員は参加でも、女性社員だから断る?

などなど、身の回りには微妙なラインがたくさんあります。

学生時代の友人のお母さんが「女の子は、好きな人に触られるときゃあきゃあいうくせに、嫌いな人に触られるとぶーぶー言うのよね」
と話していたことを思い出しました。まさにその通り。

自分が好きな人から「おまえ来週あいてる?」って聞かれたら、嫌な気持ちはしないのに、嫌いな人から「おまえ来週あいてる?」って聞かれたら、「おまえ」だなんてセクハラ!となりかねないのです。

また別の例ですが、私にはどうにも仕事が長続きしない親戚がいて、先日彼女が仕事を辞めた理由は、制服の採寸で女性職員から「胸が大きいねと言われた。これはセクハラよ」でした。

私の印象ですが、彼女はもっと早い段階からこの会社を辞めたいと考えていて、そこへこの言葉が運良く発せられたことから、「辞める」という選択に踏み切った、正直理由なんて何でもよかったのではないか、と思えてしまいました。

異性どうしで、また同性どうしでもセクハラととられることはあります。しかし、それは本当にセクハラなのか、ただ人間関係がうまくいっていないだけなのではないか、「セクハラじゃない?」と嫌な思いをした時に、一度立ち返って考えた上で行動することがとても大切です。

人間関係に問題があり、どうしてもこの人の言葉を受け入れられないと感じているのであれば、別の方法で取り組むべきであり、明らかにやっぱり「セクハラだ」と考えるのであれば、社内通報窓口等の次のステップへ進むべきです。

自分でできる限り精一杯の配慮をした上で、さらに待ち伏せや強引な接触など、避けることはできないセクハラにあってしまった場合は社内通報窓口へ相談する準備として、日付の入ったメモを残しておいたり、携帯電話での録音をしましょう。

 

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